■ 主な内容
IFRS講義1が教科書だとすれば、今回のIFRS講義3は、教科書で習ったことを実際の決算に当てはめてみた、といった内容である。
IFRSの正式名称は基準ではなく、「報告」であり、この内容を理解しておくと、各種投資指標の意味と見方も変わってくる。
2010年3月期IFRS適用企業のHOYA決算書を用いて日本基準とIFRSの差異の説明と分析を行います。非常にボリュームのあるHOYAの決算書。IFRSを学ぶにはうってつけの素材と言えます。DVD6枚合計312分に亘る丁寧な解説と53ページに及ぶePub対応のレジュメ。福留先生渾身の力作です。
第1巻44分・第2巻58分・第3巻58分・第4巻61分・第5巻63分・第6巻28分
【主な内容】
Ⅰ IFRS の連結財務諸表と日本基準の連結財務諸表の差異
① 連結財務諸表の名称(有価証券報告書提出会社でIFRS 適用会社は、IFRS は連結のみ適用で単体は日本基準で財務諸表作成)
② I F R S、日本基準の各連結財務諸表の差異
Ⅱ IFRS 任意適用企業HOYA の連結財務諸表注記に基づきIFRS の説明と、IFRS と日本基準との個別の会計処理等の差異
・報告企業
・財務諸表の基礎
・重要な会計方針の要約
・重要な判断及び不確実性の見積りの主要な源泉
・セグメント情報
・無形資産
・減損損失
・繰延税金及び法人所得税
・その他の資産・負債
・売上債権及びその他の債権
・仕入債務及びその他の債務
・有利子負債
・退職給付
・金融商品
・株式報酬
・その他の包括利益
・1株当たり利益
・非資金取引
・関連当事者についての開示
・企業結合
・後発事象
・IFRSへの移行に関する開示
Ⅲ IFRS 任意適用企業HOYA の連結財務諸表に基づき財務諸表の前期比較分析
■ 講師紹介(公認会計士 福留 聡)
1999年 慶應義塾大学商学部卒業
2002年 監査法人トーマツ入社
2007年 あずさ監査法人入社
2010年 福留聡事務所開業
国家公務員Ⅰ種試験経済職合格
公認会計士・税理士・ワシントン州米国公認会計士